東京都立中高一貫校適性検査問題4

2017年7月27日

先日、東京都立中高一貫校(三鷹中)の適性検査Ⅰにチャレンジしました。
文章が2つと、それぞれの文章に対して問題が2問ずつありますね。
選択問題は無く、すべて記述ですから、
文章を書くことに慣れていない受験生は苦労したのではないでしょうか。

文章Aは以前話題になった本『夢をかなえるゾウ』の一部分です。
「ガネーシャ」によると人間の「意識を変えよう」としてもダメなのだそうで、
意識ではなく具体的な行動が大切だというお話でした。
160~180字の作文ですが、「あなた自身の具体的な体験」を含める必要があります。
まず自分の体験をいくつか考えて、次に作文にしやすいエピソードを選んで、
それから指定の文字数で文章を組み立てるなければなりません。
すばやくエピソードを思い浮かべることができるかどうかがポイントになると思います。

文章Bは大学入試でもおなじみの外山滋比古さんの著作からでした。
身近なものの美しさは発見しにくく、
かえって外側から見たほうが発見しやすい、という内容でした。
180~200字の作文ですが、筆者の主張に沿った内容の作文が求められていますので、
外山さんが言っていることをしっかりと理解できるかどうかがポイントになると思います。

適性検査Ⅰではあまり得点差がつかないのではないかと思いますが、
とにかく作文を書きなれていないと試験中にパニックになります。
ステップアカデミーでは都立中高一貫校対策も行っていますので、
チャレンジしたい方はぜひステップアカデミーにいらしてください!!