知らない街で知らないおじさんと話した件2

2017年5月22日

おじさん「ミサイルが落ちてきてね。ヒューって。怖くって地面に伏せたのよ。そしたらドドーンって、地響き、大地震みたいなやつ。怖かったねー。」

僕「大変ですよね・・・」

おじさん「工場を狙ったんだよ。私、工場で働いていたからね。」

僕「工場で何を作っていたんですか?」

おじさん「エンジン。私はそのとき12歳だったけど、学徒動員で働かされていたわけ。」

僕「12歳・・・今は平和で何よりですよね・・・」

おじさん「まあね。私なんか12歳の時に働かされていたから、アレがいまだにダメですよ、分数。」

僕「平和に暮らして、勉強できるというのは、ある意味贅沢ですよね。」

おじさん「まー、今も北朝鮮が何するかわからないからね。あの大将がね・・・」

僕「どうなってしまうんでしょう・・・」