現代の英語の教科書の特徴

皆さまこんにちは。

 

昨日のブログでは、
「中学生の英語の教科書の改訂」について触れましたが、
本日も少し「中学生の英語の教科書」について触れようと思います。

最近の英語の教科書は、その内容が複数人の中学生視点にて、
クラス替え・運動会・夏休み(の予定)・合唱コンクール・初詣などといった、
時系列でイベントが進んでいくストーリー仕立てとなっていて、
非常に読みやすくなっておりますね。
教科書に登場する男の子(もしくは女の子)を自分自身に投影したりすると、
より内容をイメージしやすくなると思います。

私が中学生だった頃の教科書は、
日本に転校してきた外国人学生の話が進むかと思いきや、
いきなり海外の中学校の話に移り、そしてある場面で話が打ち切られて、
また日本国内の話に入るなど、
(うろ覚えながら)話の展開がバラバラだったような気がします。

一筋のストーリーから重要な文法を学んでいくという現在の教科書は、
より「頭に残りやすい」ようにするための工夫がされているのだと感じました。

新学習指導要領から、
英文法の学習内容の変化に戸惑いを感じる生徒さんも多いかと思いますが、
現代の英語の教科書のように「頭に残りやすい」工夫を考えて、
私も生徒さんへの学習アドバイスができればと思います。

 

それではまた。