PCR法

最近は「PCR法」という言葉をよく聞きますね。「ポリメラーゼ連鎖反応法」のことで、大学入試の「生物」ではかなり頻繁に出題されます。今春の東大入試でも出題されました。

「PCR法」は、①DNAを95℃に加熱→②55℃くらいに冷やす→③70℃くらいに上げる→①またDNAを95℃に加熱・・・という操作を繰り返して、同じDNAをたくさん作ります。

このとき「DNAに何がおきてるの?」という問題が良く出されます。①二本鎖のDNAを一本鎖にする、②「プライマー」というヤツを一本鎖DNAにくっつける、③DNAの複製をおこなう、ということがおきています。受験生は必ず覚えておきましょう(温度も!!)。

でも「『コロナウイルス』はDNAじゃなくて、RNAじゃないの?」と思いますよね。なのでRNAを最初にDNAにしておく必要があります。ひと手間多くかかりますね。