The Nobel Prize in Physics

2021年10月8日

真鍋淑郎さんがノーベル物理学賞を受賞されましたね。国籍はアメリカになってますが、日本人としては誇らしいことだと思います。

日本の物理学賞といえばニュートリノとかLEDが思い出されますが、今回の真鍋さんの研究内容は気候物理に関するもので、空気中の二酸化酸素の上昇が地球温暖化を招く、という今では誰でも知っているような事実を世界で初めて提唱したというものらしいです。気候科学の先駆者というわけですね。その10年後に真鍋さんと共に今回受賞されたクラウス・ハッセルマンさんが天気と気候を紐づけるコンピューターモデルを作り上げたとのことです。ノーベル物理学賞で気候に関する研究が受賞されるのも初めてで、世界の気候に関する関心の高まりが顕著になってきているとの見方もあるとのことです。またスピングラスという研究分野で、ジョルジョ・パリ―シさんも今回物理学賞を受賞されました。

複雑なものを秩序化するということの評価が今回のお三方の受賞につながったかもしれませんね。

私立高校を受ける受験生は問題で真鍋さんのお名前くらいは憶えておいた方がよいかもしれませんし、私立大学を受ける高校生はジョルジョ・パリ―シさんが出題されるかもしれませんので頭の片隅には入れておいた方がいいかもしれませんね。

それでは。

坂本先生にしては真面目な話題ですね、って言われました。だって他の皆さまは地震のこと書くだろうし、一人くらい違うこと書いとかないと…という無駄な使命感。