「専門家」

昨日は家に引きこもって東北大学の国語(2020年度)にチャレンジしました。1⃣の論説文は「教育」に関する文章からの出題でした。東北大学は指定された文字数でまとめさせる問題を出題するので、難しく感じられます。

問題の文章では、「ヒトはそもそも「利己的」に生きる動物であるが、まだ1歳くらいの小さなころから日ごろの何気ない「教育」によって「公的」な世界を意識するようになり、そうして「私的」な欲求と折り合いを付けながら生きることができるようになる」といったことが書かれていました。

でも果たしてそうなのか?と疑問に思いました。「もともと利己的で、しだいに私欲を抑えるようになる」というのではなく、むしろ「もともと無私無欲で、次第に利己的になる」というほうが自分としてはしっくりきます。私は教育の「専門家」にはなれそうもありませんね。

赤ちゃんの笑顔からは、「利己的」のかけらも見当たらないのですが・・・