出題者の誘導
昨日、私はお休みの日でしたので、早稲田大学の数学にチャレンジしました。
でも、今年の慶応大学の数学もそうでしたが、あまり難しくない感じですね。
ただ最後の問題で、かなり悩みました・・・
(2)までは何も考えずに指示通り作図していって、上の図のようになりました。しましまの領域が「D」です。
それで、(3)は「D」の面積、(4)は「D」がx軸を中心に回転してできる立体の体積、をそれぞれ求める問題でした。
・・・でも4つの隅のしましまの部分は無限に広がってしまいますから、パッと見て答えは「∞」ですよね・・・
(でもこんな問題をわざわざ作るわけがないよね。どこか作図の途中で間違えてしまい、「D」は真ん中の♢形の部分だけなのかな?それなら(3)と(4)の問題もきちんと計算で解くことができるな!よーし、4つの隅のしましまは消してしまおう・・・)
というように変に「出題者の誘導」を意識して解いてしまった結果、みごとに「間違い」でした。(2)は上の図のままで正解で、(3)と(4)は出題に不備があったため全員に得点が与えられたのだそうです。
「出題者の誘導」に沿って解いてはダメ、というめずらしいケースの問題でした。
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