「滑ったっていいよ、転んだっていいんだから」

昨日は良い天気で風も弱かったので、公園のベンチに座ってパンを食べながら新聞をよんでいました。

そのとき聞こえてきたのがこの言葉でした。公園のなかを歩いていた家族のお母さんが言ったものでした。

公園ではイチョウの葉が落ちて地面が黄色に染まっていてきれいなのですが、油断すると落ち葉を踏んだ足が落ち葉ごと滑ってしまうこともあります。

いわゆる「お母さん」というものは「ちょっと気を付けてよ!!転んだら服が汚れちゃうじゃない!!」と言うものだと思っていましたが、これは私の(時代遅れの)偏見だったようです。またこういう風に言われると子供はかえって足元に気を付けるようになりましたから、不思議なものです。