早稲田大学の入試問題にチャレンジ!!
本日は今年度の早稲田大学の入試問題にチャレンジしました。
数学[1]は素数の問題です。
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(※) n² + 1,2n² + 3,6n² + 5 がすべて素数である。
(1) n=5k のとき、nは(※)を満たさないことを示せ。
(2) (※)を満たすようなnはn=1,2のみであることを示せ。
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(1)は「n=5k」を「6n² + 5」に代入すれば、5の倍数になることが示されます。これは簡単ですね。
(2)は・・・どうやったらいいんでしょうか。方針が立てづらいですよね。
じつは(1)が誘導になっていて、「n=5k」 のときはもう調べてありますから、「n=5k±1」と「n=5k±2」のときを調べればいいんですね。「n=5k±1」を「2n² + 3」に代入すれば5の倍数になりますし、「n=5k±2」を「n² + 1」に代入するとこれも5の倍数になります。つまりnが3以上の場合「n² + 1,2n² + 3,6n² + 5」のどれかが5の倍数になり、結果として素数にはならない、ということですね。
方針が立てられない場合は、素直に誘導に乗ってみるのがよい、という問題でした。簡単そうで難しいですよね。
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